The Brazilian Guitar Book

Nelson FariaのThe Brazilian Guitar Book。ギターでブラジル音楽を演奏するにあたって、基礎的な教則本の決定版。

世の中にはボサノヴァの教本はたくさんあるが、ボサノヴァ以外も含めたブラジル音楽の教本というのはなかなかないと思う。この本では、サンバ、ボサノヴァ、ショーロ、フレーヴォ、バイオンについて、概要と実際のギター演奏の方法が解説されていて、貴重。

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久々に理論を復習

「復習」なんて、えらそうに書いたけど、この本は勉強になった。「納浩一直伝! ジャズ・プレーヤーのための実践理論教室」。今までに基本的な理論は勉強したつもりだったし、特に最近は自分にとって必要なのは理論とかじゃなくてグルーヴとかリズムとか聴く耳とかだと思い、理論を勉強することには興味が希薄だったのだが、この本をなんとなく復習のつもりで開いてみたら、ちゃんと頭に入っていなかったことがあったり新たな発見をしたりで、楽しく読み進めてしまった。何が復習やねん。要するに、今まで、勉強したつもりでも、必要な情報が頭に入っていなかったり、楽曲のアナライズをそれほどちゃんとできていなかったということなんやろな。

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1月はサンバで

ブラジル音楽のグルーヴにハマって練習しているこの数ヶ月。年末あたりからJoão Boscoの曲でPartido Altoを練習中。

まぁ元々リズム感が悪いし上手く弾けるわけないのだが、家で一人でサンバを弾いてもグルーヴを生み出せることもなく、Youtubeなんかを観ながらブラジル人の巨匠の皆さんとヴァーチャルに共演させていただく日々。

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年始から、いきなり懐古

年始だから今年の計画などを宣言したりするかなぁ、とか思いつつ、懐古趣味な読書。「『FMステーション』とエアチェックの80年代 僕らの音楽青春記」(恩藏茂)。

今はジャズギター中心のサル君だが、趣味として音楽にアクセスし始めたのはFMステーションを読み始めた頃だったと思う。それまではフツーにテレビで歌謡曲を聴いたりするだけだったが、中学で同級生Gにこの雑誌を紹介されて買い始めたのだった。

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2021年を振り返る

一年間の音楽活動を振り返ってみる。今年は、年明けから8ヶ月間、東京に滞在したというのが自分にとっては大きな環境変化であった。もともと、東京での仕事は2019年から2020年にかけてやりかけていたのだが、新型コロナの影響で中断し、2020年春に東京生活を切り上げ。その仕事が再開となり2021年に再び東京に住むことになった次第。

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