SKY TRIOセッション@Back In Time

土曜昼、小岩Back In Timeのセッションに参加。セッションリーダーはSKY TRIO。須藤信一郎(pf)、木田浩卓(ba)、よしじまともひと(ds)によるピアノトリオ。これまでに何度か、セッションでご一緒させていただいたよしじまさんのドラム演奏の素晴らしさにシビれてしまい、SKY TRIOのサウンドにもずっと興味を持っていた。そんなSKY TRIOと一緒に演奏できる機会を逃すわけにはいかんのだ。

開始の少し前にBack In Timeに到着。ん?昨晩もここに来た気がするぞ(笑)。マスターにコーヒーをお願いして、ゆっくりする。ビールかコーヒーか、いつも迷うけど、コーヒー。

まずはSKY TRIOによる演奏。初めて聴くSKY TRIO、予想していた通り、素晴らしく美しい音楽だ。音色を本当に大切にしていて、力ずくで弾き倒すというようなおかしな方向には絶対に行かない。盛り上がってきても、エレガントな佇まいが崩れない。それでいて、BGMとして聞き流す音楽でも決してなく、じっくり聴きこんでしまう味わい深い音楽。曲は映画「夜叉」から(「ミナミから来た男」だったかな?)。なんと作曲は佐藤允彦とToots Thielmansなんだそうな。スタンダードジャズのような趣だ。

参加者は、途中から少しずつ増えて、最終的にはヴォーカル1、ピアノ&ヴォーカル1、ウクレレ&ヴォーカル1、木琴1、サックス1、ヴァイオリン1、ギター1、だったかな。

ギターよりも小さいケースにイーゼル風のキャリア、何の楽器のプレイヤーさんかと思ったら、木琴だ。セッティングされている間も、なんかこっちが「早く聴きたい!」と興奮してくる。セッションで木琴の演奏というのは初めて聴いたが、シャープでクリアな音色、軽快なようで決して軽くない充実した響き。バップなリズムとグルーヴ、ダブルストップの艶っぽいサウンド、すごいわー。

ヴァイオリンも、私はセッションで実際に聴いたり共演したりするのは初めて。多くの曲を一緒に演奏させていただいたが、もうホントに素晴らしいグルーヴ。トータルなサウンドを聴きながら、ヴァイオリンのポジショニングを捉えてズバッと斬り込んでくるところ、すごい。

自分の演奏は、いつも通り反省点多し。ソロを3コーラス弾くと冗長になってしまうパターンが多いので、今回は全て2コーラスにしたけど、そうすると2コーラス目で自分なりのクライマックスをしっかりとまとめ切らないうちに、ソロが終わってしまうのね。まぁ何事もそうだが、自分がやることもあらかじめ鳥瞰しておくことが重要やわな。

セッション後、SKY TRIOのCDを入手。バンド名と音楽の方向性が一致しているのは感じていたが、CDジャケットもこのバンドの音楽をピタリとビジュアルに表現したものだ。中身のディスクもとてもシンプルなデザインで、これまた最高。

もちろんヘビーローテーションで聴いている。気持ち良くてたまりまへんわー

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