プロの演奏を聴いていて、自分と明確に違うところは・・・全部。といっては身も蓋もないので、もう少し絞ってみると、最近、自分に特に足りない明確なものは「アクセント」だと感じる。 “足りないのはアクセントか” の続きを読む
やはりCharlie Christianなのか
Mike Morenoの個性とジャズにおけるポジショニングに感じるところがあり、特集ページも作ったりしている一方で、最近、やっぱCharlie Christianを聴かなければ、と思って、初めて真面目に聴き始めた。コンテンポラリーな人を含め、ほとんどのギタリストがCharlie Christianを絶賛する中、どうも古いサウンドに抵抗があり今まであまり聴いてこなかったのだが、ちゃんと聴いてみて、この人の演奏の素晴らしさを実感。
After Hours “やはりCharlie Christianなのか” の続きを読む
Song for My Father
Horace SilverのSong for My Fatherを練習中。これ、10年以上前にBob Sneider師のレッスンでやった曲で、シンプルな曲ながら、自分の中では長らく課題曲と位置付けているもの。 “Song for My Father” の続きを読む
トリオ練習
次のジャズフェスティバルに向けてのギタートリオの練習。いくつかのステージで演奏済みのセットリストのうち、2曲を別の曲に入れ替えようと、黒本のスタンダードを数曲やってみたのだが・・・酷いもんであった。 “トリオ練習” の続きを読む
Paul Desmond “Bossa Antigua”
リズムチェンジのような2拍ずつコードが進行するような曲では、譜面にかじりついて全てのコードに対してコードトーンとかスケールを意識したアドリブをしなくてはいけないような気になってしまいがちで、そういう演奏は後で聴いてみるとひたすら8分音符で無機質なノートがつながっただけの意味不明な音楽で、自己嫌悪に陥る。ということを長らく繰り返している。 “Paul Desmond “Bossa Antigua”” の続きを読む
The Great Jazz Trio “Someday My Prince Will Come”
ジャズフェスティバルの練習を録音して聴いてみて、あらためて自分の下手さ加減に落ち込んでいるが、そうも言ってられないので練習。この数年、Hank Jonesが好きなので、このThe Great Jazz TrioのアルバムのMoose the Moocheを採譜してみた。 “The Great Jazz Trio “Someday My Prince Will Come”” の続きを読む
Charlie Parker Omnibook
言わずと知れた、Charlie Parker Omnibook。最近、練習中。以上。と言ってしまうとあまりに素っ気ないのだが、まぁ今更ながら、ちゃんとビバップな言語も勉強しなくては、と思って練習しているのである。 “Charlie Parker Omnibook” の続きを読む
2017年 目標
2017年の目標。
2016年は、ジャズフェスティバルやら何やらで人前で演奏できる機会が大きく拡がったので、2017年はこれを更に本格的に拡げることを目指す。
1.個人練習
(1)どんな曲でも対応できるようにする
- 苦手なキー(の2-5-1など)を練習しておく。まぁ具体的にはフラット系のキーではDb、Gb。シャープ系のキーではBあたりか。クラシックギターでは普通に弾いていたD、A、Eあたりも、アドリブとなると、わりと苦手だったりもするけど。
- 知らない曲でも弾けるよう、黒本をひと通り練習しておく。セッションで突然やることになっても、ひと通りのコンピングやソロができるようにしておく。2-5-1を含む様々なコード進行に慣れておくことになる。
- やったことある曲は全てスタンバイ状態に練習しておく。ライブで演奏した曲でも、1回きりの演奏でほとんど忘れてしまっているものが少なくない。ちゃんと弾けるように、常にスタンバイの状態にしておく。メロディ(テーマ)を全てちゃんと弾けるようにしておく(これ、わりとできていなかったりする。Mike Morenoも「テーマが下手な奴は、ソロも下手だ」と言っていた)
(2)any key
- 数年前から、課題としていながらちゃんと練習していない。コード進行を度数で認識することはできても、サウンドとしての認識がイマイチなまま(これもずっと同じことを言っている=進歩がない)。とりあえず、ちゃんと練習する。
(3)無伴奏ソロ
- これも、やる、やると言いながらできていないので、継続課題とする。とりあえず、ちゃんと練習すること。
(4)タイム感
- メトロノームとルーパを活用しまくって練習する。タイムをキープし、グルーヴを生み出すコンピング・・・
2.セッション、ライブ
(1)フェスティバル
- これまでに出演した東近江、京都三条、枚方は、エントリする。蔵ジャズも、タイミングが合えばエントリしたい。大津はどうするか未定。その他のフェスティバルにも活動を拡げたいところ。
(2)ライブ
- 飲食店等でライブをやる。会場を探す必要があるな。
3.その他
バンドとしては、サックスやピアノ、時にヴォーカルを含むカルテット~クインテットの活動をしているのと、昨年末にギタートリオの活動を開始したのとで、異なる編成での演奏をできそう。ギターのサウンドでしっかりとバンドに貢献できるように精進する必要があるな。
ということで、2017年も攻めまくる!
2016年 振り返り
恒例の、一年間の振り返りを行う。大まかな傾向としては、上期振り返りと同じ状況なので、内容はかなり重複するなぁ。ということは、上期の振り返りが意味をなしていないということではないか!PDCAはどうした(反省)!
それにしても、今年は、多くの仲間が増えて活動が広がった一年であった。数年間一緒に活動していたギタリストが関東に引っ越すことになってしまったが、micci倶楽部で出会った仲間と意気投合し、一緒にジャズフェスティバルに出演したり酒を飲んだりしているうちに、友達の友達やら何やらでどんどん仲間が増えて、盛り上がってきた。
演奏面、というより考え方かな、においてはMike Morenoに影響を受けた気がする。
MyMusicMasterclassにおけるMike Morenoのレッスンは非常に品質が高く、間近で見るそのピッキングテクニックや音色の美しさにはあらためて驚くとともに、自分もこうでなくてはならないと感じた。それが自らの演奏にあらわれるようになったかどうかは、別問題だが。
さて、上記は計画外の成果であるが、以下、計画に対する振り返りを行う。
- 1/29 micci倶楽部(ライヴ後のセッション)
- 1/30 yugeya(トリオ解散ライヴ)
- 2/17 Ansonia Cafe(ライヴ:ギターデュオ)
- 3/6 yugeya(蔵ジャズの公開リハ)
- 4/2 micci倶楽部(セッション)
- 5/14 パーティー演奏(ライヴ)
- 5/15 フェスティバルエントリ音源録音
- 6/1 Cellar(セッション)
- 6/4 micci倶楽部(セッション)
- 6/5 枚方フェスプレイベント向け練習
- 7/24 micci倶楽部(セッション)
- 8/11 ももの木(セッション)
- 9/3 Jazz at Sanjo向け練習
- 9/18 Jazz at Sanjo向け練習
- 10/23 枚方宿ジャズストリート向け練習
- 11/27 スタジオセッション(ギタートリオ)
- 12/18 スタジオセッション(ギタートリオ)
- 12/23 クリスマスパーティーセッション
- 12/29 ももの木(セッション)
- 3/6 蔵ジャズフェスティバル
- 4/24 びわこジャズin東近江
- 6/12 枚方宿ジャズストリート プレイベント
- 9/25 Jazz at Sanjo
- 11/13 枚方宿ジャズストリート
2016年 上期振り返り
2016年の練習計画に対する達成度合いを振り返る。
1.練習
(1)any key
練習できていない。全くやっていないわけではないのだが、練習不足。左脳での理解(度数でのコード進行の理解)はある程度できるが、即座に演奏できるかどうかは別物。右脳での対応(コードサウンドやベースラインの理解と、それに応じて指が自然に適切なフレットに動くこと)はできていない。
なんで練習できていないかというと、「先が見えないから」なのよね。このままひたすら弾いていれば、できるようになるのか?が実感として把握できないのだ。どうしたものかな。でも、これからの下期でやることは、「とにかく練習をする」ことしかないわな。
(2)イントロ、エンディング
とりあえずセッションなどではイントロやエンディングは弾くようにしている。イントロはテーマ最後の8小節あたりのコードを弾いたり、それがマッチしない時は思いつくものを弾いたり。さらにネタを仕込みたいところ。エンディングも同様だが、イントロよりもネタが少なくて、イマイチか。やはり色々探求して、仕込んでおく必要がありそう。
(3)無伴奏ソロ
たまにポロンポロンと弾いてみたりはするが、練習と認識してやっていないので、モノになっていない。下期は、毎日1曲、やるようにしよう。
(4)リズム、テンポ、タイム
苦手意識があるので、ルーパを使ってどんどん練習をしている。効果は出ているだろうと思うのだが、実際のところ、どうなんだろうか?セッションなどでもコンピングで音を出したタイミングがちょっと遅かったと感じることが多々あるので、引き続き修行が必要。
(5)アドリブ
コンピングの練習に重きを置いているので、アドリブの練習はやや少ない。レッスンでも指摘されたことだが、アドリブはしばらくは優先順位を下げよう。
2.演奏
(1)セッション
セッション参加を振り返ってみる。いわゆるジャムセッションは4回だから月1回の計画に未達だが、ライヴをやっているので、人前での演奏は半年で11回。しかしジャムセッションでは失敗することが多いから、やはりジャムセッションへの参加を増やす必要がありそう。
- 1/29 micci倶楽部(ライヴ後のセッション)
- 1/30 yugeya(トリオ解散ライヴ)
- 2/17 Ansonia Cafe(ライヴ:ギターデュオ)
- 3/6 yugeya(蔵ジャズの公開リハ)
- 4/2 micci倶楽部(セッション)
- 5/14 パーティー演奏(ライヴ)
- 5/15 フェスティバルエントリ音源録音
- 6/1 Cellar(セッション)
- 6/4 micci倶楽部(セッション)
- 6/5 枚方フェスプレイベント向け練習
- 6/12 枚方フェス(ライヴ)
(2)ジャズフェスティバル
上期はジャズフェスティバルは少ないから、2つだけ。ただし東近江での演奏は、何かと反省点が多かったので、秋のフェスティバル時期にはちゃんとリカバリすることが必要。
- 3/6 蔵ジャズフェスティバル
- 4/24 びわこジャズin東近江
ということで、あっという間に下期も終わってしまうと思うので、しっかり課題を認識して練習に取り組むことにする。