ライヴ告知。といっても、自分のライヴではない。九州をベースに活動する “月・森・桜 with 田口悌治” のレコ発ツアー。私が九州で師事した田口先生、久々に関西登場。
関西では三田と京都でライヴ開催予定。京都は2018年10月14日(日)19:00~、さうりるにて。 “月・森・桜 with 田口悌治 ツアー” の続きを読む
Practice, practice, practice!
ライヴ告知。といっても、自分のライヴではない。九州をベースに活動する “月・森・桜 with 田口悌治” のレコ発ツアー。私が九州で師事した田口先生、久々に関西登場。
関西では三田と京都でライヴ開催予定。京都は2018年10月14日(日)19:00~、さうりるにて。 “月・森・桜 with 田口悌治 ツアー” の続きを読む
久々にベース川村さんとデュオをやる予定。2年ぶりかな?楽しみだが、しっかり練習しておかなければ。ベースとギターのデュオっていうのは、やっぱり緊張はするのだが、逆に、自分達で自由に空間を創り出すことができるのは気が楽だとも言える。どっちやねん! “久々にBop-Beを弾く” の続きを読む
先日の会社イベントで即席カルテットで演奏したWatermelon Man、言わずと知れた名曲だが、いやホンマに好きなんですわ。いつ聴いても、テンションが上がる。 “やはりWatermelon Manはイイ” の続きを読む
Mike Morenoの新譜 “3 for 3″、ついにリリース。
Doug Weiss (ba)、Kendrick Scott (dr)とのギタートリオ。ギター弾きにとっては、うれしい編成。Mike Morenoの世界観を楽しむという意味では、他の編成もいいし、リーダー作でなくてもMike節は十分すぎるくらいに楽しめるのだが、やはりギタートリオで聴くっちゅーのは格別。 “Mike Moreno “3 for 3”” の続きを読む
年明けから、ギタートリオでMichel Petruccianiの曲を演り始めた。と同時にPetruccianiの演奏にハマりまくっている。 “Michel Petrucciani Live in Tokyo” の続きを読む
David Gilmoreの”Energies of Change”。コンテンポラリーなスタイルのギタリストはたくさんいるが、その中でもDavid Gilmoreは絶妙なバランス感覚で、トップクラスのクォリティだと感じる。ピンクフロイドのDavid Gilmourとは別人、念のため。
この心地よさは何か。まず、音色のバランス感覚。エレクトリックギターにおいては、クリーンで甘い音色がベース。他の楽器にぶつからず、うまく溶け合いながら、しかし埋もれることなく、いい艶を出している。楽曲によってエフェクトがかかっているが、これがまた歪み過ぎず、絶妙な感覚。アコギも、シャリシャリ感が強すぎず、よろしい。
フレーズやリズムについては、バップに根差したセンスの上で、自由でコンテンポラリーな歌を歌っている感じで、これまたバランスがいい。
そもそもBen Williams(ba)、Antonio Sanchez(dr)といったメンバーだから、Pat MethenyのUnity Group的なサウンドになるのは当然なのかもしれないが、そのリズム隊をバックにDavid Gilmoreならではの音楽が繰り広げられてとてもユニークな世界を作り出すことに成功しているという感じか。
古さと新しさが綺麗に混在する、ずっと長く聴ける素晴らしいアルバムである。
Energies of Changeというタイトルが、なんか意味深だが、どういう背景なんやろか?
Rochesterでの師匠Bob Sneider (gt) & Paul Hofmann (pf) の2010年のデュオ作品。ギターもピアノも、もう、素晴らしすぎて、あらためてため息をついてしまった。
Bob師匠は、日本人とは全く異なるリズム感とかスウィングとかを体現するギタリストであり、このCDでも素晴らしいノリとビバップに根差した歌い回しでグイグイと音楽を奏でる。シンプルなシングルラインのフレーズでも、これだけ生命力をもってサウンドするのだな。Paul師匠は耽美なサウンドが持ち味であるが、このデュオにおいてはそのスタイルは不変でありながらBob師匠のスタイルにもインスパイアされたパルスを聴かせる。デュオによってソロ+ソロ以上の音楽が創造される・・・常に相互にリスペクトしている二人がなせる業だ。
聴きまくって、勉強しよう。
ギターデュオをやる予定なので、主にコンピングに悩み中。同じ悩みは以前から抱いていて、要するに成長していないということなのだが、今年はちゃんと課題に対して向き合っていこうと思ったりしている。
この前の4月の投稿時にも同じアルバムを聴いていた記録があるが、やはり、聴けば聴くほど、このJim Hall & Pat Methenyのアルバムはジャズギターデュオの決定盤だと感じる。ソロとコンピング、あるいはフレーズの絡み合いなどが、本当に大人2人の会話にように進行してゆき、静かに美しく溶け合う。解け合う、というのか、いや融け合う、というのか?
コンピングについても、基本的な発想はいくつかのパターンがあり、決して奇をてらったものはない感じ(テクニックのレベルは別として)。Jim HallがUndercurrentで聴かせたようなハーモナイズドベースラインみたいな難しいことは、あまりこのアルバムでは聴かれないが、その方がギターデュオには相応しいのだと感じる。
デュオということに関しては、このJazz Guitar Book Vol.30 も情報満載で楽しい。上記の盤を含めた代表的なアルバムの紹介などもあるし、田辺光邦氏による記事も4ページと短いながらも譜例と解説がポイントを突いており、示唆に富む。
あとは、練習だ(いつも、そればっかり)。
弦楽四重奏団Kronos Quartetによる、MONK曲集。このKronos Quartetは、学生時代(うーん、よくよく考えると20年以上前だ・・・ショック!)によく聴いていたのだが、この盤の存在は数年前に知ったのだった。聴こうと思いつつ、なんか後回しにしていたのだが、ついに聴いた。
9. Brilliant Corners
クロスボーダーな音楽を自在に演奏するKronos Quartetだから、Monkももちろん独自の美学に納めた素晴らしい演奏。ジャズ的なインプロヴィゼーションは聴かれないものの、弦楽四重奏にコンヴァートしたMonkの普遍的な音楽の魅力が堪能できる。例えば、わかりやすい(というか、聴く前から容易に予想していた)’Round Midnightの美しさ。これはもう、ジャズとかクラシックとかいうジャンルを超越した、大人の音楽だ。
全曲を通して、Monkの音楽の奇妙な一面をわざとらしく見せつけず、どちらかというとエレガントな演奏でまとめているのだが、これもKronos Quartetの独自の路線を突っ走る感じで、好感が持てる。例えば、Monkの音楽の良さがよくわからないというリスナーにとって、この盤からMonkに入ってみるというのは、大いにアリだと思う。Monkによる作曲でないものも一部、含まれているが、アルバムとしては統一感のある仕上がり。
Kronos Quartetについては、前述の通り、この20数年間、聴いてきたので色々語りたいことはあるのだが、発散するとキリがないので、とりあえず今日のところはこのMonk曲集のみについて呟いて終わりにしとこ。